こんにちは。広告素材.COMの藤原です。
先日公開しました「GDN(グーグルディスプレイ広告)の始め方」。
苦労して執筆したかいがあって、久しぶりに記事がバズってアクセスが急上昇することが出来ました^^
ご愛読、SNSでシュアいただきました皆様、本当にありがとうございましたm〇m
これからも、無料で役立つノウハウを公開していきますので、引き続き当ブログのご愛顧をよろしくお願いします!
扨て、「GDNの始め方」という初心者向けに情報提供したこともあって、先週から多くの重複するご質問をいただいています。
以下ご回答をシュアさせていただきますので、同じところで躓いている方はご参考にしてください。
この記事の目次
GDN広告運用に関するFAQ
GDNとYoutube広告はどちらが効果が高いですか?
当ブログや専用メルマガでYoutube広告のやり方を提供していることもあって
GDN広告とYoutube広告比較した際にどちらが効果が高いか?
という質問を一番多くいただきました。
早速、ご回答ですが、効果が高いのは「Youtube広告」になります。
なぜ、Youtube広告かといえば、映像で商品の魅力やサービスで得られるメリットを事前に使えて
「その商品が欲しい」「そのサービスに興味がある」人のみが紹介ページへアクセスしてくるので、必然的にコンバージョン率は高くなるからです。
一方、GDN広告の場合、「テキスト」と「画像」で訴求しますから、まだ商品内容を理解していない段階のユーザーがアクセスしてきます。
もちろ販売ページを見て対象商品がほしいと思えば、購入や申し込みをしてくれますが、アクセスする前の段階でのモチベーションがYoutubeと比較すると見劣りするのは確かです。
ですが、その分、GDN広告のクリック単価は安価で、またYoutubeで高い効果を得るためには、「売れる動画脚本」の製作は必要不可欠ですから、参入障壁はGDNのほうが低いです。
Youtubeでは売れる脚本製作が出来ませんと、「動画は再生されるけど商品が全然売れない」という悲惨な現象となりますので
あなたが、このご回答を見て「Youtubeへ」ということでしたら、実績のある脚本制作会社に依頼するか。
※ジャンルがマッチすれば、広告素材.COMでも動画広告の脚本テンプレは販売していますよ^^
リスティングからGDNに乗り換えたほうが良いですか?
あなたが、正しいノウハウで半年以上リスティング広告(PPCを含む)を運用していて思う通り成果が出ない場合、広告メニューや配信先の切り替えるとういうは一つの選択肢です。
なぜなら、半年運用し見込みがないのであれば、これから継続しても同じ結果しか出ないからです。
しかし、リスティング広告を含むネット広告全般では、「3か月運用」して可否を判断するのが基本となっていますから
もし、あなたが2週間~3か月未満の運用しかしていない場合、広告メニューや配信先の切り替えを検討するには時期早々です。
というのも、このご相談は普段から良くいただくのですが大半の場合、ネットから拾ってきた情報で2週間~1か月程度手探りで運用し
思う通り成果が出ないからとメニューや配信先の切り替え検討するケースが多いからです。
例)
・Yahooリスティングを3週間運用し結果が出ないから、配信先をGoogleに乗り換える。
・Googleリスティングを2週間運用してもYahooと同じように効果ないので、facebook広告へ乗り換える。
・facebook広告を10日間運用しても効果がイマイチなので、Youtube広告へ乗り換える。
・
・
・
どのような配信先でも2週間の学習期間はあるもので、この期間はコンバージョンは安定しないのが一般的です。
ですから、短期で配信先を切り替えることで「利益にならないテスト配信を繰り返す」状態となり、何時まで経っても広告費を垂れ流すだけでリターンを得ることはできません。
また、学習期間が終了する2週間経過後もリスティング広告であれば、2か月くらいは不要なキーワードを除外しり、クリック単価を調整する時間がかかるもので
広告代理店でも安定的なコンバージョンを出すのには3か月の期間を見積もるのが普通です。
もちろん広告使うことで、
・初日の1クリックで億ションが売れた
・1クリック10円で100万円稼いだ
このような成功事例は沢山ありますが、あくまでも「1つの成功事例」ということを念頭に、3か月程度はリスティングの集中して運用してみてはいかがでしょうか。
リマーケティングだけでもGDNは使えますか?
あなたが無料集客やリスティングを含む、その他の広告メニューなどを使ってアクセスを集めている場合
設定しているリマーケティングタグやGoogleアナリティックスのアクセスログを活用し、GDNを運用することは可能です。
私の経験則ですが、ある程度のログ蓄積がある場合ならコンバージョン単価は25%程度は誰でも削減することが出来ると思います。
例)1獲得1000円でコンバージョンしている場合、リマーケティング配信すると750円で獲得可能!
但し、リマーケティングを活用するには一定数以上のアクセスログが必要となります。
このログが少ない場合、「Youtubeで有効でもGDNや検索で使えない」、「検索やGDNで有効でもYoutubeで使えない」という現象が起きたり、
クリック単価が高騰するような場合がありますから、事前に管理画面より有効か否かを確認ください。
運用後のご注意点としまして、リマーケティング配信を開始した直後は、今まで蓄積されていましたログがある分だけ、異常なほど安価に多くのコンバージョンを獲得できることが多いです。
しかし、リマーケティング配信に限定してしまうことで「アクセスの貯金」を使い果たすことになりますので、日常のアクセス収集も抜かりなく行ってください。
コンテンツに関するFAQ
現在は、GDNを含むGoogle広告では見込み顧客を探してくれる自動化運用をすることが出来ますので、正しいターゲティングの設定準備とあわせて
・広告展開しても利益が出せる広告案件(販売商品)
・コンバージョンが取れるLP若しくはアフィリエイト記事やサイト
・クリックしたくなる画像や動画素材
・興味を引く文言(テキスト文章)
・アクセスしてきたユーザーが違和感なく購入できるページ
という体制を整えておけば、必ず良い結果を出せるものです。
しかし、広告の運用経験がない場合、果たして「自分が企画した、作成したコンテンツで売り上げを上げることが出来るか?」不安になることって多いと思います。
以下では、コンテンツに関するご質問へのご回答をシュアしています。
ランディングページのABテストって必要ですか?
広告素材のテストですから「あったほうが良い」とは思いますが、LP(ランディングページ)や記事LPのABテストに関していえば“使える広告予算による”ものかと思っています。
というのも、私がLPや記事LPを作成する際は基本1ページしか制作しないからです。
広告費によるものという回答に関しては、良く制作会社や広告代理店の事例として
「月間30万円の予算で1クリック100円で1万円の商品を販売する」
・Aページ:3000クリックで3%CV=90件成約(90万円の利益)
・Bページ:3000クリックで1%CV=30件成約(30万円の利益)
テストした結果、Aページで広告を行うと毎月60万円も利益がアップする!
というもので、制作依頼する際は1ページだけ制作するつもりだったのに、こんな事例を見せつけられて追加で1ページしぶしぶ契約することになることって多いかと思います^^;
確かに「数字の上」では、このような理論となるのですけど、ABテストするのって最低5000クリックは必要になるのですよね。
ですから、リスティング広告だけで絞り込んだキーワードで広告運用する場合でしたら、ABテストで効果測定できるまで半年から1年の時間を要することとなります(笑
1クリック20円でGDNを使って効果測定する場合でも、テスト配信だけで20万円の広告費にプラスして
・LPの場合でしたら1枚10万円×2ページ=20万円の製作費
・記事LPの場合でしたら1枚30万円×2ページ=60万円の製作費
あなたがABテスト費用に投資できる予算が40万円以上あれば、2ページ制作するのも良いかもしれませんが、
月間30万円で広告運用をするような場合、制作コストが広告費を上回ることになりますので、この先行投資は不要かと思います。
では、なぜ、私は1案件に対して1ページしか制作しないかといえば、今までの経験があるので、そこそこコンバージョンが獲得できるページを当初から制作できるからです。
もちろん想定外にコンバージョン率が悪いページもありますが、このような場合
・ターゲティングを変更する
・クリック単価を下げる(デバイスを含む)
・目的コンバージョン単価を引き下げる(自動化運用の場合)
・画像やテキストを改善してクリック率を高くする
というように「運用テクニック」でコンバージョン率(利益率)を改善しています。
画像素材は何枚くらい用意したほうが良いですか?
テキスト文章に関連する5枚の画像を1セットとして、2セット分の10枚ご用意ください。
・Aセット:苦痛をイメージする画像を5枚
・Bセット:幸福をイメージする画像を5枚
双方を同時配信し1週間~2週間配信テストして、クリック率やコンバージョン率の高い素材セットのみ配信していくイメージです。
動画素材は「CM」のほうが良いですか?
CM動画でなくとも大丈夫ですが、目で見て動いていることが解るものとしてください。
百閒は一見に如かずといいますが、スマホ版Yahooで使われている広告素材の動画を見たほうが参考になると思いますよ。
記事LPは絶対必要ですか?
あなたがコスメ紹介のアフィリエイト記事を使って、配信先を「化粧品紹介ブログ」に限定するような場合、記事LPを使うより、一般的なアフィリエイト記事のほうが効果が高かったりします。
但し、ターゲティング設定して不特定多数の配信先に一斉配信するよな場合、やはり記事LPのほうがコンバージョン率は高いので、あなたの配信先に合わせてコンテンツはご検討ください。
比較サイトはそのまま使えますか?
無料でアクセスを集めて運営している個人の比較サイトでは、TOPページに設定しているランキングの冒頭へ自己紹介的な文言が記載されていると思います。
SEO対策やSNSからアクセスを集める際は、この冒頭の自己紹介があることでユーザーに親近感や共感を持ってもらう効果があるのですが
GDNでもリスティングでも“広告を使ってアクセスを集める場合”、極力冒頭文章を短くし、スムーズに商品購入や無料登録させるページ構成にしたほうが良いです。
ページの作成法としては、自己紹介個所はプロフページに纏めて、現在のページの冒頭分は削除する。
冒頭個所には・・・
肌荒れに悩むアラサー女子に効果的とSNSで話題のコスメ41商品を試した管理人が
「本当に効果があった!!」と実感した商品5つを厳選しランキング形式でご紹介!!
きっと貴女にピッタリのコスメが見るかるはずです!
↑この例のように200文字以内の短文として商品紹介ランキングにすぐ移動できるようにしてください。
ランキングページは現在のものをコピペし、広告用に1記事新しく作成して文章もリライト。
商品紹介は3位までとして4以下は別記事、若しくはボタンクリックしないと表示させない仕組みとする。
これでOKです!
出会い系の記事LPはGDNでも高い効果ありますか?
出会い系アフィリエイトでもGDNを活用することが出来ますが、GDNではアダルトの配信先はないと思ったほうが良いですし
エロ要素を含まない出会い系アフィリエイトの記事LPで、アドネットワークを運用しても正直コンバージョン率がよろしくありません^^;
それでしたら、リスティングでも併用して使える比較サイトを作って運用したほうが効果的だと思います。
どうしても記事LPで勝負するなら、アイモバイルなどのアダルトOKなネットワークや、アダルト動画サイトなどへ個別に掲載したほうがGDNより高いリターンを得ることは出来ますよ。
薬事法は大丈夫ですか?
薬事法に関しては日々法律が改正されていますので、私のほうで「こういう表現すれば絶対大丈夫」ということは断言できません。
当サイトで販売している記事LP作成テンプレで使われている表現でしたら、今まで薬事法などで指摘されたことはありませんが、
あなたが独自で作成する場合、GoogleでもYahooでも“事前審査”を受け付けていますので、懸念があるようでしたらページ作成する前の段階で
「こういう表現や文言はNGとなりますか?」ということを問合せしてみてください。
基本的に“過剰な表現を使わない”“効果の嘘を言わない”ことが大前提となっていますので、ノーマルな記事LPでしたら、そこまで神経質にならなくとも大丈夫だと思います。
あわせてASPなります広告案件のLPで使われている表現や文言などを参考にしてみてくださいませ。
以上になりますが、その他ご不明点などがありましたら、お問い合わせよりご質問くださいませ!!!