こんにちわ。広告素材.COMの藤原です。
本ブログでは「広告素材.COMサポート」というだけあって、インターネット広告(以下ネット広告)に関するお問合せを良くいただきます。
ネットを使って自社商品をガンガン販促する、アフィリエイトでも桁違いな報酬を得るためにはネット広告は外すことはできません。
お金を使いたくないのでブログを使って無料で…。
というのはもちろん“当たり前に行うべきこと”ですが、しかし無料に固辞することで収益化までの時間がかかりますので特に事業主の場合、
ビジネスをいち早く軌道に乗せるには、当初からネット広告を活用し予算に対しての売り上げが読める体制を作りつつ、ブログやSNSを活用し広告費不要で毎月安定的に商品販売が出来る
2つの体制を作るのが販促でネットを活用する上では鉄則の法則です。
ですが・・・・
ネット広告って、効果的な運用術を検索して調べても正しいノウハウが公開されていることって無いのですよね^^;
なぜかと云えば、ネットで広告関連の記事を公開されているのは「広告代理店」「マーケティングコンサル」といった業種の方々ですから
基礎知識と成功事例を公開して、新規にネット広告を活用してくれる顧客を獲得するための情報は公開しても、効果的なノウハウを無料公開することはないからです。
ネット広告関連では専門書籍などもありますが、やはり書籍では発売されるまでの時間がかかることもあって、
毎日最新ノウハウが公開されているネット広告を、書籍を参考に実践しても高い効果が得られるかといえば微妙です。
そこで、今回は個人・零細企業が初めてインターネット広告を利用しても大失敗しないための鉄板ルールをご紹介します。
失敗することを予め理解していれば、ムダなアクションをしないで成功までのゴールを最短で手に入れられますから、道に迷ったときは繰り返し本記事をお読みくださいね!!
1.最新のネット広告種類
現在、ネットで主流となっている広告は以下のようなものです。
1-1.リスティング広告
YahooやGoogleのキーワード検索に連動して広告を表示させアクセスを誘導する広告です。
ネットで商品やサービスを求めているユーザーの多くは「検索」し、対象商品のWEBページへアクセスしてきますので、検索連動型の広告は高い成約率を見込むことが出来ます。
この広告は直接YahooやGoogleで専用アカウントを開設することで個人、法人問わず3000円程度から広告掲載を行うことが出来ます。
1-2.SNS広告
facebookやtwitter、インスタグラムなど人気のSNSサイトへ掲載する広告です。
日常のコミュニケーションとして欠かせない存在となっている人気のSNSサイトへ掲載することが出来ますので
リスティング広告と比較しても広告が表示されるボリューム、クリック数のボリュームに上限はありません。
またSNSという特徴を生かした広告展開も思えますので、1商品が一瞬にしてネット上で話題となり広告費以上の成果を上げることもできます。
例えば1万円広告費に投資することで1億円分の広告効果を受けるという成功事例は沢山あります。
これは、SNS広告が情報拡散されたクリックや商品購入などに対しては広告費用が発生しない仕組みによるものです。
すなわち、広告情報が拡散されると極限まで広告費を安価に抑えることが出来るわけです!
SNS広告はリスティングと同じように、個人/法人問わす数千円から広告を自分で出稿することができます。
1-3.ディスプレイ ネットワーク
Yahoo、Googleや広告代理店などが行っているサービスで各社と契約しているサイトへ、広告を一気に表示させることができるネットワーク広告です。
一昔前は「純広」といって、自分が掲載したいサイトへ直接申し込みをしたり代理店を経由して広告掲載を行っていましたが、
ディスプレイ ネットワークは、そのような手間を省略し気軽に好きなサイトへ自分の広告を掲載することができます。
1-4.純広
一定期間の掲載料を支払うことで、あなたが掲載したいと思うサイトの指定位置に広告掲載が出来る広告です。
1-5.記事広告
あなたの販売商品と関連の深いサイトで、商品紹介記事を執筆し公開してもらう広告です。
前記していますバナーやテキスト広告とは異なり、記事で紹介してもらうことで商品の魅力を解りやすくユーザーへ伝えることで、通常の広告より高い成約率を見込むことが出来ます。
1-6.メルマガ広告
法人/個人が配信しているメールマガジンを使って、あなたの販売商品を紹介して貰う広告です。
メルマガ広告の利点は一瞬で爆発的な販売数やリスト獲得数を伸ばすことが出来る点です。
なぜなら、WEBサイトへアクセスをしてくるユーザーを受け身の状態で待っているプル型ではなく、見込み顧客に一気に商品の告知を行うプッシュ型の広告だからです。
1-7.アフィリエイト広告
アフィリエイトサービスプロパイダー(ASP)と呼ばれるシステムへ申し込み、アフィリエイターといわれる個人、法人の販売者へ協力をしてもらい商品やサービスを販売する広告です。
アフィリエイトサービスプロパイダーは有料、無料とありアフィリエイターへ支払う紹介料も任意で設定し、
売れた分だけ支払うことが出来ますので、広告展開する際のリスクを最小限に抑えることができ、アフィリエイターでは1個人でも数百、数千万円売り上げる方もいますのから
このような有力アフィリエイターにあなたの商品を取り扱っていただければ、全くのノーリスクで爆発的な売り上げを作りだすこともできます。
1-8.動画広告
現在、最も効果が高いといわれるのはSNSサイトへあなたの商品CMを動画で告知させる広告になります。
動画広告を利用する利点は従来の文字表示と異なり映像を使うことで、あなたの商品の魅力を最大限に伝えることが出来ことができ、
動画という特性上SNSで情報拡散されるケースが非常に多いです。
前記していますが、SNS広告では情報拡散されるほど広告費を安価に抑えることが出来ますので、この仕組みを逆手に取るのが最も効果が高いです!!
2.ネット広告を使うメリット・デメリット
ネット広告を使うメリット1
ネット広告を使う最大のメリットは成果を得るまでの時間を最大現に短縮できることです。
大袈裟な話「今から広告を始めよう」と思って手続きを行えば、10分後にはあなたの広告が希望箇所に掲載させることは可能です。
そして、あなたの広告を見たユーザーが数分後には、商品を購入してくれるサービスへ申し込んでくれるということは珍しいことではありません。
ネット広告を使うメリット2
費用対効果が見えるので、無駄な広告費を削減して利益を生み出すことが出来ます。
例えば、あなたが原価5千円の商品を1万円で販売したとします。
この儲けの5千円から販促費用を2500円とした場合、2500円で1商品を販売するように広告費を調整することで商品販売数×利益を生み出すことができます。
ネット広告を使うメリット3
低予算から開始でき効果が見合わない場合は停止することが出来る。
新聞や雑誌、ラジオやテレビなどで宣伝をすると1か所に広告出稿するのも数百、数千万といった広告費が発生しますが、
ネット広告は3000円程度から利用出来ますので、事業規模に合わせて広告宣伝を行うことが出来ます。
また、新しい商品やサービスを販売するなど成果事例が確認できない場合、費用対効果が見合わないことは良くあることです。
雑誌や新聞などでは、広告の効果が見合わない場合でも掲載を停止することはできませんが
ネット広告では効果が見合わない場合は、即時停止することができますから広告費を無駄にすることはありません。
ネット広告を使うメリット4
仕掛け次第ではバズ効果を生み出し、宣伝の効果を5倍20倍1000倍といったように最大限に引き出すことはできます。
以上がネット広告を使う大きなメリットです。表裏一体になりますが、広告を使う際のデメリットも合わせてご紹介します。
ネット広告のデメリット1
当然のことながら広告費用が発生します。
では、どれだけの広告費用が発生するのか?良く聞かれるご質問なのですが「あなたが稼ぎたい分だけ」というのがご回答です(笑
ネット広告のデメリット2
人気のキーワード、競合が多いジャンルでは広告費が高騰することがあります。
ネット広告の仕組みを解りやすく解説しますと、広告費用に応じて露出度が高くなってきます。
その為、例えば「チョコレート」「美容液」など大手企業が多額の予算を投資しているような所謂ビックキーワード、競合が多い商品などでは、必然的に1クリック当たりの単価は高額になります。
ネット広告のデメリット3
ネット広告の専門的な知識が必要となります。
ネット広告専門に扱う広告代理店もありますが、代理店に丸投げしてもあまり思っているほどの効果を期待することが出来ません。
詳しくは次項で解説いたしますが代理店へ依頼する際も、あなた自身が最低限のネット広告スキルがありませんとかなり危険です。
ネットを活用してビジネスを拡大していく際ネット広告は必ず必要となってきますが、今どきは広告代理店を使わなくとも効果的な広告展開を行うことができます。
3.なぜ、広告代理店を使うと失敗するのか?
先日リニューアルしました「マンガCMマーケティング!」では、facebook広告運用術を追記しましたので、これからネット広告を…、と考えてみても未経験が故に
「初期設定が難しそう」「成果を調整するのが大変」など拒否反応を起こし、ネット広告代理店に任せた方が楽して成果を上げることは出来るのでは?
こんな発想が頭を過ることかと思います^^;
ですが、マンガCMマーケティング!のお客様は基より、本記事をお読みになっているあなたへ
「必ずあなた自身がネット広告の運用スキルを身に着けてください」というお願いしておきます。
これは私が代理店経験者だから言えるのですが、ネット広告未経験が代理店を使うと「必ず」といってよいほどトラブルになります。
これからネット広告をあなたが実践する前に、簡単に広告業界の仕組みをお知らせいたします。
ネット広告には、広告専門に取り扱う「広告代理店」という業種があります。
広告業界の仕組みとしては「メディアレップ」という総元締め的な企業が、主だった人気サイトの広告枠を一括で抑えて大手広告代理店に販売依頼しています。
国内最大のインターネット広告のメディアレップは、マスメディアを支配している電通(CCI)、博報堂(DAC)のネット部門の子会社になり
ネット広告業界最大手では「abemaTV」「アメーバブログ」などを運営しているサイバーエージョントです。
アフィリエイトを含むネットビジネスでは「PC1台で誰でもスタートできる」と言われていますが、
PC1台に携帯電話1つ追加すれば誰でもスタートが出来る事業がネット広告代理店です。
本来であれば、ここに「最低限のマーケティングスキル」が付け加わるのですが、実をいうとネット広告代理店を生業にしている企業でも二極化されていて、大多数はスキルの高いとはいえません。
というより、「スキルがない」人の方が多いです^^;
なぜ、スキルのない代理店がビジネスとして成り立っているか不思議に思うかもしれませんが
代理店イコール営業会社なので、新規顧客を獲得する営業力があれば立派にビジネスとして成り立つのですよね^^;
以下代理店の仕組みをご覧ください。
ネットでもリアルでも広告代理店のビジネスモデルは、あなたの広告を媒体(広告掲載するサイトや雑誌など)に繋げる仲介マージンが収益になります。
この手数料は媒体によっても異なりますが、Yahoo/Googleなどの検索連動型、SNS広告では15%~20%程度となっています。
例えば、あなたが月間10万円の広告を代理店に依頼する場合「1.5万円~2万円」が代理店の収益になります。
では、なぜ広告未経験者が代理店を使うとトラブルになるか?
あなたがお金を使って広告を利用する目的は「利益の増加」です。
仮に月間10万円広告費に投資するのであれば、最低30万円以上の利益を求めて当然です。
ですが、代理店があなたの広告運用を行うことで得られる利益は、儲かっても損しても変動はなく「10万円の広告費に対し1.5万~2万円」です。
広告代理店は「仲介マージン」が収益ですから、あなたの担当者が給料分の売り上げを確保するには、最低1000万円投資する広告主を確保しなくてはいけません。
1人当たり月間10万円広告予算でしたら「100人」の広告主を1か月対応しなくてはいけませんから
あなた(100人の中の1人)に対応できる時間は限られますよね?
特に、初めて広告出稿する場合、
・どんなキーワードを設定したら良いか?
・どんな画像や動画素材を使ったら良いか?
・1日3000円使っても資料請求が1件もない
無知が故に不安と焦る気持ちで一杯となって、管理画面を見つめて理解できないことがあると毎日のように代理店の担当者へ問い合わせをすることでしょうし
万が一、全く効果が得られない場合「10万円も広告費を支払って成果が出ない」ことに代理店を責め立てるかもしれませんが、
代理店側では100人の広告主の中の1人に親身になって対応することは出来ないでしょうし
「1.5万円~2万円の手数料しか貰ってないのに、そこまで求められても」ということなのです(涙
こういった広告主と代理店では考え方が全く異なるので必ずトラブルになるのですよ。
さらに低予算にも関わらず、あまりにもご要望、問い合わせが多い場合、労力に見合わない代理店のほうから契約打ち切りされるケースも多々あります。
その結果、別の代理店を探し捲り、また新しい代理店に依頼しては費用対効果が合わない…を繰り返すこととなり
利益増加のために広告利用する目的だったはずが、気が付いてみたら「広告を出稿することが目的」になってしまう負のサイクルに嵌ってしまいます。
もちろん、あなたがパナソニックやソニー、資生堂のような数千億単位で広告投資できるような大企業でしたら広告代理店の担当者も僕のようになってくれますが
月間数十万の予算では、大手代理店では取引をしてくれることはありませんし、中小代理店でも月間200万円以下の場合、さほどレスポンス良く運用もしてくれないのが現実です。
だから月間1000万円以下の広告予算の場合、広告を利用して大きな収益を得るためには自分で広告運用スキルを身に着けることが必須なのです。
それに、あなた自身がネット広告のスキルを自分で身に着けることで
・月間20万円の広告予算でしたら、年間48万円万円の経費削減。
・月間50万円の広告予算でしたら年間120万円の経費が削減
することが出来ます。
月間100万円の広告予算でしたら年間240万円も経費が削減できますので、事業拡大するために投資したり広告運用を成功させた自分へのご褒美に
旅行やグルメを楽しむといったように自己投資も出来るようになりますので、この広告運用スキルを身に着けるメリットは大きいですよ!!
4.ネット広告で失敗しないためのポイント
最後はネット広告で失敗する人に見られる共通点をご紹介します。
「人のふり見て我が振り直せ」ということわざがありますが、失敗事例を反面教師にあなたは効果的なネット広告を運用してみてくださいね!
4-1.広告は運用していくほど成果が出るという意識を持つ
ネット広告関連サイトをご覧いただくと羨ましいほどの成果を上げている事例を多く見かけると思います。
他人が出来てあなたへ出来ないことはありませんので、あなたが基礎からしっかりネット広告のスキルを身に着けていただくことで、同じような成功を手に入れることは出来ます。
しかし、広告運用は「素材」(画像や動画)「文言」(広告タイトル、文章)「セグメント」(ターゲット)「運営」そして「販売商品」(LPやセールス含む)の5つがマッチした時に大きな成果が出るもの。
また、見込み顧客の個人情報を取得する際は、獲得単価より「成約率を重視すること」ということを念頭においてください。
基本的に広告運用は「即日効果」より「運用していくほど成果が高くなる」という現実を受け止めてください。
4-2.絶対失敗する広告の運用法
・広告素材を考えない
Yahoo、Googleなどの「キーワード広告」では、広告タイトルとコピーが命と言われているほど重要なのですが、SNS広告では、文章より「画像・動画」素材により大きな格差が出ます。
※重要比率として「画像・動画8」「タイトル1」「文章1」です。
リスティング広告で失敗する人はテキスト文章、SNS広告やYDNなどで失敗されている方の多くは、画像素材の使い方は雑さが目立ちます。
折角、良い商品やサービスを提要していてもクリックされないことには商品販売することは出来ませんので、この素材は念入りに準備してください。
最低テキストは3つ以上、画像は5つ程度、CM動画の場合は3つ程度用意し効果とあわせて定期的に入れ替える、効果の悪い素材と類似するものは使わないことを徹底としてください。
また、効果の高い素材であっても一定期間広告で同じ画像を使用していますと効果は落ちますので、この素材経費を合わせて広告予算を検討ください。
・セグメントを絞り込みすぎ又は適当
ネット広告では、かなり詳細情報まで設定できます。
しかし、あまりセグメントを絞り込みますと「広告が表示されない」ことがあります。
当初は少し大きめにターゲット設定し、効果問い合わせて絞り込んでいくイメージを持つようにしてください。
・繰り設定しすぎる
一番失敗するケースが、広告管理画面を一日何度も設定するパターンです^^;
例えば1獲得500円が目標の場合、管理画面を見て「600円」広告予算を消費したところで停止する。
また、効果が見合わないと毎日素材や文言を入れ替えてしまう。
これ本当に多いのですが、これでは効果測定も出来ませんし1日何度も素材を入れ替えてしまったらリマーケティングも出来ません。
それに1日数百円でも効果が出ないうちに設定を繰り返すことで、チリも積もればなんとやらで月間トータルするとムダな広告費を負担するようになります。
「平均獲得単価500円」という場合でも1日1000円を超える日もあれば300円で獲得できる日もあり、これは誰にも予測できるものではありません。
1週間ないし1か月のトータルで目標に達すれば問題はない事ですから、露骨に費用効果が悪い場合を除き1週間は継続して配信を行うようにしてください。
・高度なことにチャレンジしすぎる
SNS広告でも動画以外では効果が高いものが、クッションページを活用した「記事広告」になります。
ちなみに、どれくらい効果が高いかといえば、平均クリック単価の1/10くらいに費用を抑えることが出来ますので、同じ広告費でも10倍の売り上げがあると思っていただいて結構です。
しかし、この技術は高度なノウハウが必要で、見よう見まねで記事を作成しても高い効果を得ることは難しいのが現実ですから、知識がないうちは手を付けないほうが良いでしょう。
いかがでしたか?
毎日新しいノウハウが登場するネット広告ですが実はあなたに不要なものの方が多いので、余計なことにはチャレンジしないで、あなたに必要な項目を1つづつ埋めていくことが初心者でも効果を生み出す秘訣です。