こんにちわ。藤原です。
今回は先週季節外れの夏季休暇で行ってきました「黒田官兵衛と赤穂浪士の史跡巡りと有馬温泉奮闘記!」旅行記。
良い観光地でしたので、関西方面に史跡めぐりや、のんびり温泉旅行にでも、という方は是非ご参考にしてくださいませ!!
もし、あなたが目的がないので旅行に行く機会がない。という場合にはNHKの大河ドラマの終わりで紹介されている観光スポットはおすすめですよ(笑
この記事の目次
1日目:岡山→赤穂へ
「黒田官兵衛」といいますと、戦国時代の軍師というだけあって史跡が結構多く残っており、姫路を中心に九州地方に行くか、大阪地方に行くか2つの選択肢があります。
しかし、今回の旅行は最終目的を「有馬温泉」としていましたので、出発地を水攻めで有名な備前高松城とし始発の新幹線に乗り込み、いざ岡山へ
毎度オチがあるのですが、岡山に到着したのはいいのですけど、備前高松城へ行く電車が1時間待ちという状況では張り切って始発できた意味ないですよね^^;
全然関係ないのですけど、関東エリアでは駅ホームに喫煙所があることは珍しいのですが、岡山駅ではすべてのホームに喫煙所があります。
たばこも値上がりしたことだし、全国の沿線でも愛煙家にはこれくらいのサービスはしてほしいと思いました(笑
さて、ローカル電車に乗り30分程度で備前高松城の史跡がある「高松駅」へ到着。
備前高松城の史跡巡り
10分程度平坦な道を歩くと備前高松城があった場所へ到着したのですが、昔の城の風景を再現したという沼地を見ていると、地形が低いことが良く解りました。
で、ここからが肝心なのですが、この備前高松城付近にも名所といわれることろが沢山あって、例えば水攻めの時に豊臣秀吉が観察していた場所とか、官兵衛さん陣を張っていたところとかあります。
しかし、このスポットに行くには「車」若しくは「歩き」という選択肢しかなく、仮に歩く場合は1日かかり。
交通が超~不便なのです。
ですから、私も諦めて次の観光エリア「赤穂」へ向かおうと駅まで歩るき、備前高松城の歴史館を通り過ぎると管内を管理しているおじさんより
「よかったら3時間くらい周辺を案内しますよ。もちろん無料で!!」
と声をかけられ、即座にこの話に乗ることに^^
↑おじさんの後ろ姿。
で、3時間とは言わず「5時間」、周辺を余すことなく案内してもらいました!!!
岡山といえば「桃太郎」の話が有名なので、その関係なのか周辺地域には「鬼」とか「血」とかつく不思議な地名が多いです。
また、岡山観光にも記載されていない観光名所が多く、付近では天然のすっぽんや天然の「青ウナギ」というものも収穫できるようですが、これを食べさせてくれるお店がない。
おじさん曰く「岡山は地元のPRが下手な地域なんですよ」とのことでしたが、良い観光地が故に、もっと岡山市の皆さんは地域活性化を頑張ってほしいと思います。
特に備前高松城に関連するスポットには最低バスくらい走らせてほしいです。
で、親切にしていただいたおじさんと別れて、本日の宿泊先である「赤穂」へ
赤穂温泉
海沿いの温泉宿に泊まったのですけど、塩の名産地だけあって温泉もしょっぱいです。
部屋から釣りでもできそうなくらい、海に面している部屋からは瀬戸内海に浮かぶ大小の島が見れて眺めは最高でした。
こんな良いところでしたら1泊といわず1週間くらいのんびりしたいですね^^
2日目:赤穂→姫路へ
久しぶりにPCのない生活ができることもあって、起床して温泉入って海を眺めて朝からビール飲んで、駅までの中間地点にある「赤穂城」へ
赤穂城
城内に入ると、赤穂浪士の方々の家がみな近所あることを発見。長年の付き合いがあるので「鉄の結束」ができたのでしょうか。
ぐるりと城内を見て回り、駅まで歩いていると「駅まで行くなら乗せていきますよ!」と、近所のすむおじさんに声を掛けられたので、再びご厚意に甘えて駅まで送ってもらいました。
関西は良い人が多いです!!!!
姫路に到着
赤穂から電車に揺られて姫路へ到着。
日本一の名城と謳われるだけあって、駅から1本道で見える姫路城が豪快さがありました。
最近、姫路では「アナゴ」が名産というので、とりあえずアナゴを食べつつ、本日のルートを考えようと。
で、駅で暇そうなイケイケギャルから「アナゴをごちしてくれるなら姫路観光案内しましょうか」と声を掛けられ・・・
そこまでウマイ話はないですよね。これは冗談です(笑
商店街にあるアナゴ店で案内所からもらった地図を見ていると、観光名所が飛び石状態となっており、さらにバスや電車の沿線がつながっていない…。
要するに、姫路駅を軸に1か所づつ見て回らないといけない不便さなんですよ。
前日の岡山もそうですけど、鹿児島県を見習って、もっと観光客がスムーズに各スポットへ行けるようにしてほしいと思います。
英賀保(あがほ)
英賀合戦(英賀の戦い)で有名な「英賀保」へとりあえず行ってみた。
文句ばかりいうわけではないのですけど、この英賀保を(あがほ)と読める人は地元民くらいではないでしょうか?
姫路駅から赤穂へ向かう1駅目にあるので、折り返す形で到着したのですけど、地図が読みにくく、さらに道中に標識もないし、交番の警察に道を聞いても…
「今どきスマホを持ってれば案内してくれるから。ははっ・・・」
ですと^^;
確かにそうかもしれないけど「メカ音痴」だから・・・
その設定ができないから道を聞いてんだよ!!!
で、道行く人たちに地図を見せて場所を聞きつつ、「英賀神社」に到着。
この彷徨いながらの観光は足への負担が大きく、途中で休憩をはさむも
足が釣ってきたので志半場で姫路駅戻り、本日の最終目的地の姫路城へ
姫路城
姫路城へ到着したのが16時。場内は17時までとなっているので制限時間1時間で見て回らないといけないのですけど、やはり名城というだけあって1時間で観光するのは無理でした。
最低半日は欲しいところですね。
かなりグロッキーな状態となったので、とりあえず近所の串カツ屋で休憩し、夕食を考えてみる。
アナゴはさっき食べたし、姫路らしいものはないかと。。。
そしたら丁度よく「姫路名物ぐちゃ焼き」というお店が目に飛び込んできた。
昔、大阪や神戸にもこういうお店が多くあったけど、こういうお店は美味しいところが多いんですよ^^
森下のおばちゃん
姫路や赤穂などの「播州地域」は人が良いけどガラも口も悪い地域といわれていますが、この姫路名物ぐちゃ焼きを提供する「森下のおばちゃん」も例外ではなくガラも口も悪いです。
何気なしに入ったお店だったのですけど、全国ネットのテレビでも紹介され、芸能人もお忍びで来たり地元でも人気店みたいです。
私が行った時もBMWを横付けに、ぐちゃ焼きを食べている上品なセレブ系の奥様がいることに驚きつつ、5人も座ればいっぱいになる狭い店だったので、テイクアウトで持ち帰る人が多かったです。
やっぱり地元名物というだけあって、かなりの人気店ですが、「森下のおばちゃん」の人柄が好きで食べに行く人も多いかと。
私も近隣にあの手の口が悪く、人の好いおばちゃんが経営する店がありましたら、ちょくちょく行きますので(笑
ところで「ぐちゃ焼き」をご存じない方も多いと思いますので簡単にご説明しますと、姫路名物の「ぐちゃ焼き」とは?
基本的には“粉もの”ジャンルで見かけはお好み焼きなのですが、お好み焼きを作る要領で、途中まで形が出来上がると恐らくだし汁で生地を伸ばして作ります。
関東の「もんじゃ焼き」と関西の「お好み焼き」の中間みたいな触感ですが、この生地に「うどん」「焼きそば」の麺を半分づつ入れたものが、人気メニュー「ちゃんぽん」というみたいです。
ご興味がありましたら以下の動画をチェックしてください。
この日は、かなりハードなスケジュールだったので、ぐちゃ焼きを3枚食べて爆睡。
3日目:御着→明石→有岡城(伊丹)→有馬温泉へ
20時に就寝したこともあって、朝は8時に姫路駅から2駅目にある「御着」へ出発!
姫路観光でも、この地域だけは地図が見やすくスムーズに御着城を見学することができました^^
で、次なる目的地の明石へ
明石城と魚の棚商店街
ここまで来て思うことでしたが兵庫県って観光する箇所が多く、3泊4日では全然足りません^^;
明石だけでも、結構な観光スポットがあって、何より食べ物が本当においしいです。
駅前の「明石城」を散歩し、本命である「魚の棚商店街」へ
この魚の棚商店街では、明石湾で捕れた名物のタコやアナゴ、タイが安価な価格で食べられるお得感ありありの商店街なんですよ。
なんでも、明石湾で捕れた魚貝類は最近は全国に流通しているようですが、少し前までは近隣住民で全て消費していたらしいので、明石の魚貝が食べたい人たちは、全国からこの棚商店街まで来ていたらしいです。
大阪で言う黒門市場、東京でいれば築地場外みたいな感じでしょうか。
↑どこにでもあるような「ぶつ刺し」ですが、今まで私が食べたタコやタイの刺身の中でも一番おいしかったです。
で、せっかくなので「明石焼き」を食べてみました↓
明石焼きをご存じない人に簡単にご説明しますと、明石焼きは「たこ焼き」の衣部分がたまご版になっているような食べ物です。
基本ソースの代わりに「だし汁」をつけて食べるのですが・・・
↑“味に飽きる”ことがあるので、その時はソースに変えて食べます。
私は、薄味の明石焼より、濃厚ソースで食べるたこ焼きのほうが好きです(笑
おなか一杯になったところで、有岡城のある大阪伊丹市へ
有岡城
有岡城のある伊丹市は駅が2つあり中間位置には古い酒蔵があり風情があります。
旅先で、こういう風景を見かけると少し寄り道したくなりますよね^^
で、官兵衛さんが地下牢に閉じ込められたという有名な有岡城へ到着!
有名スポットのわりに見るところがないのでが残念な感じでしたが^^;
気を取り直して秀吉や官兵衛が愛したという名湯「有馬温泉」へ
有馬温泉
伊丹から有馬温泉への道中は「超」が付くほど不便で3回乗り換えが必要です^^;
でやっとこ有馬温泉に到着した時には、すでに夕方。
日本一の名湯と謳われた「黄金の湯」に長湯して、さっさと寝ました。
4日目は?
本当は、キリシタン大名といわれる高山右近さんの城のある高槻まで行きたかったですけど、台風の影響で朝から雨が降っていたので、今回の旅行はこれにて終了。
まとめ
兵庫県は観光スポットも多いし、良い温泉も多いので旅行に行くのはおすすめなのですけど、交通の便が悪いので車がない場合は「1日余分に」スケジュールを立てることを強くお勧めします!!